元号予想はニアピン・・・悔しいです。
こんにちは、岩崎令です。
新しい元号は「令和」になりました。
私の名前が使われて嬉しい限りです!
ちなみに、元号予想は「和永」でした。
一文字だけしか当てられませんでしたが、「安」は様々な事情で採用されないはずだから、「和」しかないという推理は当たりでした。
今年はキャッシュレスと5Gの年になると予想しており、そちらのほうは案の定そういう流れになっています。
令和に入ってからは、ますます時代を読む力を高めていきたいです!
万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
- 作者: 角川書店
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/11/22
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
【予想的中】文系最難関は東大法から経済へ
合格最低点と平均点ともに「東大文一<文二」に
東大文系最難関といえば東大文一(法学部)でした。
しかし、今年の結果発表によれば、合格に必要な最低点・平均点ともに文二(経済学部)が文一を上回りました。
ついに、東大法学部の権威は地に落ちたといってよいでしょう。
予想が的中した理由
この結果が出てくるのを私は「【進路】東大から官僚はオワコン - 東大卒の大学受験勉強法ブログ」で予想しており、それが的中したことになります。
的確な予想ができた理由は、最低点の推移から予想したことはもちろん、東大文一から法学部へ進学する人が減っていたという内部情報から推測できたことに加えて、新司法試験とロースクール設立以来の法曹人口急増によって弁護士の権威が従前より落ちたことと、官僚を志望する合理的な理由がなくなった(官僚になる人は勉強だけできるバカ)という社会的背景、統計学ブームやMBA志向*1で経済学や経営学の人気が集まっていることなどによります。
社会のルールを作っているのは東大法学部ではなくアメリカ
昔から東大法学部といえば、権力の象徴でした。
日本のルールを作っているのは東大法学部卒で、その最たる例が政治家と官僚でした。
バブル期まではそれでよかったのですが、平成に入ってバブルが崩壊すると、日本型システムは崩壊します。
その後はMicrosoftのwindows95からITが一気に普及、Google、Amazon、Apple(iPhone)、Facebookなどが世界的を支配するほどまでに成長し、今やアメリカ企業が元気です。
日本は米国企業の成功要素を「イノベーション」と捉えて必死で勉強している最中ですが、その主体は企業であり、官僚ではありません。
そういうことがわかっている高校生が、法学部から経済学部にシフトするのは自然な流れといえるでしょう。
東大法学部はお買い得に
では、東大法学部には価値がなくなったのでしょうか。
私はむしろ「お買い得」になった今、周りに引きづられずに法学部を選んだほうがいいと考えます。
というのも、東大経済学部のほうが上になるかは、まだ数年は経過観察しないと判断できませんし、社会的な総意としてはまだまだ「東大法学部>経済学部」です。
また、法曹になることも、今は"お買い得"な進路です。
最近は良い具合に司法試験合格者数を絞り始めていますし、そもそも人気がなくなっているので、チャンスが大きいです。
キャリアのセオリーとしても、定年まで新卒入社した会社に居続ける(依存する)ことから、個人としてポータブルスキルを持ってプロフェッショナルを目指す個の時代ですから、
何の資格も得られない経済学部に行くより、法曹になりやすくなる法学部に行ったほうが、実は賢い選択ではないでしょうか。
だって、統計をやりたいなら理系に行ったほうがいいだろうし、MBAなんて今どき取る人は減っているし法学部からも行けるし、経済学部に行くべき理由が実はあるようでないのです。
結局は医者か弁護士
前述の「個の時代」で強いのは、実は免許です。
すなわち、医者か弁護士です。
なぜ強いかといえば、そもそもの社会的な権威があることからセルフブランディングしやすいことと社会人になってからなるには難しい資格だからです。
医者からコンサル、弁護士からMBAなどの進路は普通にありえますし、社会にイノベーションを起こしやすいのではというポテンシャルを感じます。
進路で大切なのは、「何になるか」ではなく「何をするか」でしょうが、何かをするときに医者や弁護士などの資格は大いに役に立つでしょう。
公認会計士や税理士もありますが、人工知能(AI)の影響をもろに受けて職を失うと言われている職業です。
また、セルフブランディングとしても、医者や弁護士と比較するとどうしても弱い資格です。
ということで、東大経済学部が一番難しいから経済学部へ行こうと発想するのではなくて、東大法学部も法曹も不人気らしいならラッキーだと思って弁護士になるくらいが一番賢い選択肢ではないでしょうか。
- 作者: 山口揚平
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2019/02/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
「東大よりエンジニアになれ」に騙されるな
東大無価値論の嘘
「東大に出ても意味はない。東大に行く勉強をする時間があればプログラミングとクリエーティビティーのほうが大事」と言っている人が最近いるみたいです。
でもこれは東大とプログラミングが両立しないという前提に立っている暴論であって、東大に行く勉強もプログラミングも、どっちもやればいいんだと思います。
私は実際に両方やってきましたし、起業家は受験勉強もプログラミングも両方やってきている人が多かったりと、両立することは無理なことではありません。
むしろ、受験勉強とプログラミングは、相乗効果があるのではないかとさえ思ってしまいます。
クリエーティビティーと受験勉強の関係についても、アートというのは教養が重要な要素になってきますから、教養につながる基本的な素養として受験勉強は無駄でなく必要なものだと思います。
東大卒の政治家も官僚も減ったから東大オワコンの嘘
「政治家も官僚も昔ほど東大卒はいないよね」とよく言われますが、政治家は世襲議院の巣窟だし、そもそも議員は割に合わないから永田町に行くのは合理的でないと東大卒が賢く判断しているからではないでしょうか。
官僚も同様に、「弱まった権力機関で安月給で丁稚奉公するのは時間の無駄なので他に行こう」と東大生が合理的に判断しているからではないでしょうか。
といっても、政治家も官僚の出身大学はいまだに東大1位なので、これでオワコンと言われても・・・という面もありますし、官僚は東大抑制策が取られているので、東大が減ったのは当然の結果といえます。
また、下記の記事のとおり、そもそも官僚になる東大法学部卒は増えていて、東大がこれから勢力を盛り返すことになるかもしれません。
東大卒の起業家は大量発生する
それじゃあ、東大卒の優秀層はどこに行ったのか?
答えは、外資系です。マッキンゼーやゴールドマン・サックスです。
ただ、彼らは最初から外資系の高級取りになりたくて行ったかといえば、そういう人も当然いますが、起業ありきで外資を選んだ人は少なくありません。
それでハーバードなどでMBAを取ってきて(まあ、最近はMBAの価値が低まって、外資の人でもMBA取る人は減っている感じがしますが)、また日本でも起業がしやすくなった状況を見て、外資出身者が次々に起業し始めています。
投資家視点で考えても、学歴重視ではないですが、東大卒なら地頭がよく努力家と認めることができますし、東大卒の肩書はあって損はありませんよね。
というわけで、今の起業ブームに乗って、東大卒の起業家がどんどん増えていくと私は感じています。
また、一昔前はリクルートが起業の登竜門でしたが、ようやく外銀・外コンが起業家を多く生み始めて、バラエティ豊かなベンチャービジネスが増えてきて、面白い流れに変わったなとも感じます。
というわけで、「受験勉強よりプログラミングが重要」という幻想に囚われず、「受験勉強もプログラミングも両方やったらいい」というのが、今の私のキャリア論・教育論の考えです。
- 作者: クリスチャン・マスビアウ,斎藤栄一郎
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2018/11/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
いま、論語を学ぶべき理由
面接対策には論語が効く
最近、論語を読んでいます。
渋沢栄一が『論語と算盤』で論語を極めたと語っていることで有名ですし、君子や徳のある人かどうかの見極め方などの参考にもなります。
善い人がどうかの基準が書かれているので、論語を読んでいると感じるのは、日本企業の面接の質問は論語を参考にしている節があるとも感じられます。
例えば、その人のことを知るにはその人の行動を見よであるとか、その人がその行動をする動機は何かを観察せよなどと述べられています。
なので、日本企業の面接では、何のために質問をしているのかわからないと面接官も受験者も感じる人が多くいるのですが、論語を学べばどうすれば善い人か見極めることができるし、受け手としてもどう自己PRをすれば面接を合格できるかわかるようになります。
朱子学が日本社会の諸悪の根源?
歴史の授業で習ったと思いますが、儒教のひとつに朱子学というものがあります。
最近、朱子学にとても興味があるのですが、その理由は朱子学こそが日本社会を生きづらくしているのではないか、という仮説を持ち始めたからです。
私はこれから詳しく勉強しようと思っており間違いがあるかもしれませんが、朱子学とは、上下関係を強調したり、お金を卑しいものと捉えたりするものです。
この朱子学は南宋の朱熹が始めたものですが、日本では江戸時代に幕府が朱子学を利用しました。
このときの名残が今も残っており、日本社会にありがちな、社長や上司の言うことは絶対のブラック企業の出現や、政治家や官僚が偉く民間企業は金稼ぎの卑しい存在という、特に東大生などの権力志向者にありがちな常識を生んでいる可能性はないでしょうか。
また、お金の面でも、投資は悪であり、貯蓄と節約こそ美徳という、資本主義社会の負けパターンの思考から日本人が離れられない状況を生み出しているのではないでしょうか。
こういった日本社会の悪い点を改善するためにも、あるいは人と人との関係が希薄化している今こそ、儒学を体系的に学ぶことが必要なように感じています。
- 作者: 渋沢栄一,守屋淳
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/02/08
- メディア: 新書
- 購入: 5人 クリック: 102回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
今はもう必需品でない「断捨離・節約術」
一家に一台といわれたものが今はもう必需品でないものがあります。
昔の常識を引きずっていると、お金はかかるし、家の場所は取るし、良いことはありません。
これから新生活を始める人、そうでなくても気持ちを切り替えたい人は、ぜひ断捨離・節約をしましょう!
①パソコン
まずパソコンは必要ありません。
なぜならばスマホで十分だからです。
インターネットもメールもスマホでできますよね。
唯一、パソコンが必要だという人は、ワード、エクセル、パワーポイントがを頻繁に使う必要があるからということ方くらいでしょう。
年に1〜2回くらいしか使わないなら、スマホで十分かもしれません。
Googleのドキュメント、スプレッドシート、スライドのスマホアプリでデータを簡単に作れるからです。
少なくとも年に数回レベルならPCにお金をかけるのは無駄で、どうしても欲しい場合はDELLやASUSあたりの安いモデルを買えば十分です。
②ワード、エクセル、パワーポイント
上記で話を出しましたが、ワード、エクセル、パワーポイントも必要ありません。
Googleのドキュメント、スプレッドシート、スライドで十分だからです。
これらはすべて無料です。
また、MacやiPhoneなら、AppleのKeynote(パワーポイントアプリ)なども使えます!
Microsoftに永久版の3万円強なり、毎年1万3千円と高いお金を払う必要はありません。
③プリンタ
3つめはプリンタです。これも必要ありません。
本体だけで1万円以上、インクもすぐ切れて、うっとうしいですよね。
プリンタが必要な機会は月に何回ありますか?
たまにしか必要ない場合は、コンビニを利用したほうがお得です。
ほとんど利用しないのに、プリンタ置き場を確保して、頻繁に高いインクを買うのは無駄でしょう。
④テレビ
これも要りません。
ニュースはスマホアプリで見られるし、生放送のニュースもYahooやYoutubeやAbemaTVを利用してスマホで見られるし、ドラマはTVerアプリで楽しめるからです。
さらに、NHKにAmazonプライムやhuluより高いお金を払うのもアホらしいですよね。
⑤ブルーレイ・レコーダー
テレビがどうしてもほしい場合でも、ブルーレイ・レコーダーは必要ありません。
HDDをテレビに接続すれば、今どきのテレビは録画できるからです。
ブルーレイに書き込みたいという人は今どきいるのかわからないのですが、そもそもそんなに昔にみたビデオを見返すことはほとんどないでしょうし、ドラマや映画はAmazonプライムなどで見られるので、ブルーレイに保存する必要はないでしょう。
持っているテレビでAmazonプライム機能がなくて、見たい場合はAmazonでFire TV Stickを買えば、視聴できるようになります。
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2017/04/06
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (17件) を見る
⑥長財布
長財布も要りません。
スマホがあれば、ApplePayやGooglePayで支払えます。
最低限の現金とクレジットカードが必要であっても、長財布までは必要ないでしょう。
ポケットに入るサイズの小さな財布があれば十分です。
本当に必要か疑ってみる
買い物をするときに「みんな持っているから買う」「お店の人があったほうがいいというから買う」というのは、無駄遣いの始まりです。
「これは本当に必要なのか?」と自分に問いかけ、必要であっても、どれくらいの頻度で必要なのか、他に手段はないのか、ということを考えてみてください。
- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2019/02/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る