東大目線コラム

東大卒がビジネスやマネー情報を東大目線で徹底解説!

Amazon星4以上レビュー100件超のおすすめビジネス書18選

高年収者・成功者ほど本を読みます。

でも、どんな本を読んだらよいのでしょうか?

まずはみんなが読んでる本を読みましょう。

具体的には、Amazon星4以上でレビュー100件以上の本は間違いありません!

ということで、毎日読書する私が、読みやすくて、すぐに効果が得られるビジネス本をピックアップしました。

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

教養。歴史を学んでおかないと相手にされません。「アップデート!」と叫んでいる若い人を見ると、全然新しくないのに「新しい!」と宣伝しており、歴史を学んでいないのだなぁと達観できるようになります。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

人間関係でストレスがたまるのはなぜか。他人と比較したり、他人に何か言われて自分が傷つくのが嫌だと思って我慢してしまうからです。自分は自分という考えられる勇気をくれる本です。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

寿命が伸びて100年生きると言われています。定年は現在60〜65歳ですが、70歳までは伸びる。でも、会社にしがみつくと再雇用で重要な仕事は任されず給料も下がる。そんなみじめな人生の後半を過ごしたくない人には特にオススメな本です。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

海外の自己啓発書。こういうのは好きではなかったが、あるとき読まざるを得なくなり読んでみたら、意外と発見がある。7つの習慣のうち、1つでも気付きがあればラッキーくらいに読んでもいいので、おすすめ。

スマホのせいで常にメールやメッセージが来ないか緊張している毎日。そういう疲れを感じる人におすすめの本です。

生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと

JAL再生などで有名な名経営者の本。中国人が読んでいるらしいです。

道をひらく

道をひらく

パナソニックの創業者である松下幸之助の本。経営者になる人は大体みんな読んでいます。経営者でなくても、普段の生活にいかせる名言が詰まっている本です。

人を動かす 文庫版

人を動かす 文庫版

なぜ人は言うことを聞いてくれないのか。言うことを聞いてほしい。そういう疑問や悩みをもっている人にオススメの名著。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

日本の会社・組織はなぜこうも機能しないのか、無駄が多いのか。太平洋戦争のときから変わらない日本人の組織運営の下手さがわかる本。

キャリアを考えるときに、これからは会社に頼れず、個の時代と言われます。個として生きていくうえで大切なプロフェッショナルな心構えをドラッカーさんが語り尽くしています。

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

イデアが浮かばない!企画を考えないといけない!そんなクリエーティブな仕事をするときに参考になります。

お金持ちになりたい!億万長者になりたい!そんなときに必要なお金の貯め方・使い方の基本的な考え方を習得するための教科書。

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

習慣を改善すれば人生は変わります。習慣の本はいろいろありますが、一番タメになる本がこちらです。

戦略コンサルタントが読んでいる、小説的なビジネス書。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

キャリア論として、これから成功する人がどういう人かがわかる本。

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

どうやったら人の心をつかめるのかの名著。

なぜFacebookGoogle、あるいはスマホゲームは基本無料なのか。無料で集客して、ファンを作って、有料課金するというモデルを学ぶ基本書。

共感PR 心をくすぐり世の中を動かす最強法則

共感PR 心をくすぐり世の中を動かす最強法則

どうやったらモノやサービスは売れるのか。マーケティングやPRの定番書。

海外旅行に行くと頭がスッキリするのはなぜか

今年のゴールデンウィークは10連休!

みなさんは計画を立てていますか?

私は改元の儀式をテレビで見たいので都内に残って、暇な時間は旅行で流出して空いた東京観光でもしようかと思っています。

そうそう、観光をしに旅行に行かれる方が多いのではないでしょうか。

旅に出るとリフレッシュしますよね。特に海外旅行。

海外旅行でリフレッシュできる理由

海外旅行、なぜリフレッシュするのでしょうか。

ふと思ったんですが、海外旅行中はスマホから解放されることが意外と大きいように感じます。

つまり、スマホのネットワークから切断されて、メールやメッセージが気にならなくなります。

もちろん、旅の非日常感でも気分がスッキリしますが、それ以上に地味にスマホからの解放の影響があるのではないでしょうか。

スマホを頼らず、自分の目で見て、考えて、旅をする。

日常ではスマホに依存し、メディアやSNSでオススメされたように過ごしたり買い物や外食に行ったりしていないでしょうか。

そうではなくて、知らない土地に旅立って、自力でぷらぷらする。

これが本来の人間的な旅の楽しみ方のような気がします。

便利になりすぎても、人生は豊かになるわけではないのです。

だから人生は面白いとつくづく感じます。

やっぱりゴールデンウィークは海外に行こうかな・・・(笑)

期待値計算で賢ぶるバカ

ちょっと数学ができるからって何でも期待値計算で合理的な判断をしようとする人がいます。

そういう人に出会っても「頭がいい」と思うのは間違いです。

なぜならば、期待値とは確率的な平均値であって、1回きりの判断に期待値を持ち込むのは合理的ではないからです。

期待値を知らない人のために説明すると、期待値とは確率と確率ごと値の積(掛け算の計算結果)の総和です。

例えば、6つ目がある普通のサイコロの期待値は、各目の出る確率は1/6なので、

1*1/6+2*1/6+3*1/6+4*1/6+5*1/6+6*1/6=3.5

つまり、サイコロを振って出る目の平均値は3.5です。

これは100回、1000回、10,000回・・・とサイコロを振り続けたときに、これまでのサイコロの目の平均値が3.5に近づいていくことを意味します。

だから、1回きりのサイコロの目を占うときに、期待値3.5は何の意味もないのです。

それなのに、期待値で判断することは賢いという人が散見されて呆れるばかりです。

期待値で考える人がアホだと思う例

A:確実に100万円もらえる

B:1%の確率で10億円もらえる

この場合、期待値を計算すれば、

A=100万円

B=10億円x0.01=1000万円

ですが、Aを選ぶ人が多いのではないでしょうか。

これで期待値的には絶対にBという人がいても、その人が頭がいいとか、賢いと思うことはないはずです。それが正常です。

100人でBを試して10億円を山分けするというアホ

脱線ですが、上記の例で、100人でBを試したら確実に10億円もらえるので山分けして1000万円もらうのが正解という、あまのじゃくな人もいるでしょう。

ですが、残念ながら100人では確実ではありません。

100人で試して10億円もらえる確率は、

1-(99/100)^100=63.3%

であって、4割弱の確率で1円ももらえないのです。残念。

頭が良さそうな人に騙されてはいけない

頭が良さそうな人の発言だから間違いない、と考えてはいけません。

期待値計算の例は、東大生・東大卒などもよくいう考え方です。

あの林修先生もたまに初耳学でこういった考え方を語ってしまうほどです。

東大生・東大卒であっても、期待値計算が1回きりの判断には無意味であることを理解していないのです。

しっかり「本当かな?」と自分の頭でじっくり考えることが大切です。

そうすれば、東大なんて大したことないんだなぁ、学歴なんて意味がないんだなぁ、と自然と思えてくるはず。

そうやって権威的な世の中から、しっかり本質を理解する人がつくる世の中にシフトしてほしいものです。

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

残業しないで定時退社する"ゆとり社員"

働き方改革やブラック労働問題のおかげで、最近は残業をせずに早く家に帰る人も多いでしょう。

しかし、残業せずに、家でだらだらしたり、飲みに行ったりしていたら、それは時間の無駄です。まさに、ゆとり社員。

毎日4時間残業している人とノー残業の人とでは、一年(営業日240日)で960時間分も差がつきます。

960時間あれば、単純計算をして本なら1000冊は読めるし、英語、中国語、プログラミング、簿記、資格試験の勉強とできることはたくさんあります。

毎日残業4時間の価値は大きいといえます。

それなのに、会社に言われるがままに定時退社していたら、仕事をたくさんしている人と大差をつけられ、ますます社畜化していくわけです。

労働時間を一律決めているのはおかしい!

そもそも労働時間を一律で決めているのはおかしくありませんか。

年齢も様々、能力も様々、体力も様々、意欲も様々と多様性があるはずですし、仕事の種類も多様性があるのに、働く時間は社員なら一律です。

働く時間は、その一律に決められた時間より少なくてもいけないし、多くてもいけないといわけです。

最近はフレックスタイム制度もありますが、月の合計時間は一律なのは変わりません。

「残業を減らせ!」で優秀な社員は辞めていく

テレビCMで「残業を減らしたのに社員が辞める」というセリフがありました。

これは論理がおかしいです。

「残業を減らしたから社員が辞めた」可能性はないでしょうか。

特に成長欲が高い社員は、「残業するな!」と言われることが一番のストレスです。

あまりに厳しく早く帰れといったり、残業しすぎて人事評価を下げていると、少しでも仕事のチャンスがある新しい職場を探し始めます。

残業しないように言われているので、転職活動もしやすいですからね。

だから、優秀な社員を辞めさせたくなかったら、「残業するな!」とは決して注意しないようにし、残業をしていても過剰でなければ評価を下げることはしないことが大切です。

「残業するな!」というのは、本来は生産性が低くて残業代を稼ぐためにだらだらしている無能社員にこそ言うべきです。

一日中Yahooニュースばかり見ている人、いますよね?

なぜ外資系が人気なのか

就職・転職市場では相変わらず外資系が人気です。

外資系は給料が高いからというイメージがありますが、給料のほかに、たくさん働ける、成長できるという気持ちがある人が外資系に行くわけです。

日系企業で定時退社するのと、外資系でバリバリ働くのと、10年後、20年後にどちらが成功しているか、想像するのは容易です。

年金破綻必至と言われる時代に、個人として老後に備えず、国や会社の言われるがままに定時退社して、使えない人材となった挙げ句、貧乏な老人になりたいですか?

ポスト平成のキャリア戦略 (NewsPicks Book)

ポスト平成のキャリア戦略 (NewsPicks Book)

韓国問題で得する防衛省と韓国軍

news.livedoor.com

韓国軍と防衛省の間で自衛隊が「低空威嚇飛行」をした/してないで揉めており、今のところ決着は見えません。

実はこれ、韓国軍も防衛省も問題を解決しないことのほうがお得なんです。

鍵は北朝鮮です。

というのも、韓国軍も防衛省北朝鮮問題が平和に向かうと予算が減って困ってしまうからです。

だから、この韓国問題はしばらく続くどころか、第2、第3の事件が起こってもおかしくないといっても過言ではないでしょう。

国内のネットでは韓国と北朝鮮が裏取引(せどり)してる!などと韓国を批判する声もありますが、統一するかもしれない韓国と北朝鮮が仲良くすることは合理的であり当然といえます。

韓国はなぜ日本を敵視するか

韓国と北朝鮮が統一すると、統一朝鮮が仮想敵にしやすいのが日本なのです。

これはアメリカではないし、中国でもないし、ロシアでもなく、日本なのです。

今のトランプ流で朝鮮が統一してしまうと、統一朝鮮は中国にもアメリカにもミサイルを向けられず、統一朝鮮軍の必要性は急激に弱まり、予算削減と軍縮は必至です。

そこで、軍隊維持のためには、植民地支配をしたことを理由にして、日本を敵に仕向ける必要があるというわけです。

防衛省も朝鮮統一で予算獲得が難しくなる

日本の近年の国防費増加の強い根拠は北朝鮮でした。

北朝鮮という名目で、国連のルールを無視する北朝鮮なら仕方ないと、世界中からの批判を避けながら防衛予算を積み上げることに成功しました。

しかし、北朝鮮が仮に友好国家になると、これまでどおりに防衛予算を増やす説明が苦しくなります。

もちろん日本にとっては、中国やロシアを意識せざるを得ませんが、経済面で結びつきが強い両国に対して、強い姿勢で臨むことは日本政府としてはやりづらいでしょう。

ましてや中国は、日中戦争などの歴史を根拠に日本の軍拡は批判しやすく、これまで言い訳にしていた北朝鮮がなくなると、防衛予算の必要性は世界的に訴えづらくなり、中国にも付け込まれやすくなるでしょう。(まあ中国自体が軍拡しているので中国から何を言われようが構わない面もありますが)

そこで、今回の韓国問題のように、韓国・北朝鮮はこれからもリスクだ!というイメージを国内外にアピールすることは、防衛省防衛族議員にとっても悪い話ではありません。

日本海の秩序維持などと言えるようになり、統一朝鮮をダシにして、対中国ロシアの国防費を積みやすくなるからです。

国民は冷静のままに

今回の問題は、防衛省や外務省など日本政府は熱くなっていますが、国民は韓国に対してデモや非買運動をすることなく、いたって冷静で良いですね。

市民が軍事費増大の雰囲気を助長させていいことはありませんから。