東大目線コラム

東大卒がビジネスやマネー情報を東大目線で徹底解説!

年末ジャンボ宝くじ 元が取れる確率は1割未満

宝くじ売り場は2018年も大行列

週末に都内のいたるところで行列を見ました。

そうです、年末ジャンボ宝くじです!

最近はネット販売も始まり、わざわざ実店舗で買う人はいるのかな?と思っていましたが、行列は結構な人数が並んでいて、ご苦労さまという気分になりました。

過去に高額当選がでた売り場で買いたいといったところでしょう。

しかし、一攫千金目的を前提にしたとき、宝くじを買うことは数学的に考えれば非合理的だし、しかもお店に何十分、何時間と並んで買うのは時間の無駄です。

(あとで言いますが、実際は募金をしているということなので、社会的に見れば宝くじを購入されることはリスペクトされる対象です!)

宝くじで元が取れる確率は?

宝くじ公式サイトによれば、宝くじの収益金の4〜5割が当選者に還元しているそうです。

つまり、数学的に考えれば、3000円払っても、戻ってくる期待値は精々1500円程度。

totoも50%程度、競馬競輪などは75%程度なので、宝くじは数学的には一番買ってはいけないものではあります。

ただ、期待値は数学的には数をこなさなければ意味がないので、冷静に当選情報を調べたところ、6等の3,000円の当選確率は1枚あたり1%ということから、元を取り返せる確率は、1-(0.99)^10=0.095...、つまり10%弱と考えていいでしょう。

宝くじとは「元が取れる確率1割未満の3,000円のくじ」だということです。

宝くじは募金

元が取れる確率9%のくじを当選金目的で買うのはナンセンスです。

人は「夢を買う」と言っていますがそれはそれとして、宝くじを購入する行為について冷静に見れば募金です。

宝くじ公式サイトによれば、集まった収益金の約4割が公共事業にあてられます。

たまに宝くじを買う人はアホだと言い切る人がいますが、私たちが使用している公共事業やサービスにあてられているので、むしろ感謝すべき対象ではないでしょうか。

得をしたければ「宝くじ」より「ふるさと納税

お金儲けしたいということなら、期待値1以上(確率的に1万円出したら1万円以上が戻ってくるもの)のものに投資することがセオリーです。

ふるさと納税は、確率でもなく確実に、2,000円の自己負担で、それ以上の価値のものが返礼される制度です。

私はこれまでほしいものがなかったので、ふるさと納税はしていませんでしたが、今年は静岡県小山町amazonギフト券を返礼してくれるので、初めて申し込みをしました!

まだ申し込みされていない方は、いますぐ申し込みましょう!

宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路

マンガ 宝くじで1億円当たった人の末路

マンガ 宝くじで1億円当たった人の末路

furunavi.jp

参考:宝くじ公式サイト
www.takarakuji-official.jp