東大目線コラム

東大卒がビジネスやマネー情報を東大目線で徹底解説!

アマゾンvsヨドバシ:お得なのはどっち?

通販といえばAmazonの時代です。

かつてAmazonのライバルだったのは楽天で、男性はAmazon、女性は楽天という棲み分けができていたようですが、最近はプライム・ビデオで女性客の心もつかんだのか、女性もAmazonユーザが増えているようです。

しかし、Amazonの配達がヤマトではなくなり、「デリバリープロバイダ」なる非大手の運送業者が配達するようになったり、ほしいものが2,000円以上購入が必要な「まとめ買い」対象商品だったり、プライム会員の会費がかかったりとAmazonへの不満も少しずつ高まっているようです。

そんな中、これらの不満を持たなくてもいい通販があります。

「ヨドバシ・ドット・コム」です。

送料無料、ヨドバシ専属スタッフが配送、ハンコ不要、本日中発送あり、年会費なしと神です。

アマゾンvsヨドバシ:安いのはどっち?

お買い物には、当然"安さ"が最も重要です。

Amazonとヨドバシで価格比較すると、ヨドバシはポイント(基本的に10%)が付きます。

Amazonの価格と、ヨドバシの価格から獲得ポイントを引いた価格を比較すると、大抵のものがヨドバシのほうが安くなります。

ただし、ヨドバシはポイント適用した場合は、本来獲得できるはずのポイントはもらえなくなります。

これは例えば、1,000円の商品をお金で買うと100ポイント付きますが、1,000ポイントで買うとポイントはもらえません。

したがって、Amazonとヨドバシの価格比較をするとき、ヨドバシの価格は金額から獲得ポイントを引いたもので比較してはいけません。

10%オフと10%ポイント還元は前者が得

ということです。

では10%ポイント還元の実質割引率はいくらなのでしょうか。

1,000円のものを購入すると100ポイント=100円分が無料になるので、1,100円のものを1000円で買ったことと同義であるため、実質割引率は、

{(1100-1000)/1100}*100=9.0909...≒9.1%

となります。

したがって、アマゾンとヨドバシと比較するとき、ヨドバシの価格は還元ポイントを引き算するのではなく、0.91を掛け算して比較するのが正確ということです。

例えば、ヨドバシで10,000円(1,000ポイント還元)、アマゾンでは9,050円のときは、アマゾンのほうがお得ということです!

なぜならば、ヨドバシの実質価格は10,000*0.91=9,100円で、アマゾンの9,050円より50円高いからです!

ヨドバシ価格は0.91掛け

価格比較法の結論は、ヨドバシとAmazonの価格比較は0.91掛けして比較です。

ただ、家の消費財(水回り系の消耗品など)はAmazonでは大体の場合はあわせ買いが必要なので、比較せずヨドバシで頼んでしまえばいいでしょう。

家電など、少し値が張るものを買うときに、0.91掛けしてみてください。

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか

バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか