東大卒が選ぶオススメ本[2018→2019]
今年読んだ本でオススメの本を5冊ピックアップしました。
世の中のベストセラーランキングの本は、読んだらおしまいの"消費本"が多いので、今回は身になる"自己投資"に役立つ本をセレクトしました。
1位:アマゾンが描く2022年の世界
アマゾンが描く2022年の世界 すべての業界を震撼させる「ベゾスの大戦略」 (PHPビジネス新書)
- 作者: 田中道昭
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2017/11/18
- メディア: 新書
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アマゾンをはじめGAFA(Google, Apple, Facebook & Amazon)と呼ばれるシリコンバレーの企業がなにをしようとしているか、ワクワクする未来が説明されています。
日本でGAFAに対抗できる企業の筆頭であるトヨタですら、GAFAに勝てるか厳しい見通しがされる中、ライバルの分析は日本のビジネスパーソンに必須です。
しかし、2018年末現在、GAFAはじめ株価は下がっており、広告で成り立つgoogleやFacebookのような企業にとって、ITバブルの恩恵を受け続けられるかはわからない側面もあり、自分の頭で考えながらビジネス分析することが大切です。
2位:昭和天皇物語
来年は天皇が代替わりし、平成時代から新しい時代に移行します。また、残念ながら、皇室問題として眞子様と小室さんの問題があり、今も塩漬け状態です。
戦前の記憶がある世代と違い、戦後世代は天皇の存在はかつてより希薄化しており、天皇とは何かという理解が不足しているように感じます。
教科書的には天皇は"象徴"なのですが、普段生活している分には12/23が休みで嬉しいくらいの認識です。
小室さんの問題も、いかに皇室にとって無礼であるのかを読み取ることも、現代人にとって難しいかもしれません。
天皇家がある種のタブー化されているのは、太平洋戦争でその存在が変わった昭和時代にあるとも考えられ、昭和天皇を知ることが20世紀の日本を考えるうえで重要です。
その昭和天皇についてマンガでわかりやすく理解できるのが、このコミックです。
3位:医療現場の行動経済学
- 作者: 大竹文雄,平井啓
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2018/07/27
- メディア: 単行本
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経済学といっていますが、心理学に近い分野です。
経済学の前提として、人は合理的な判断をするとされていますが、実際はそうはいきません。
その処方箋として、行動経済学が存在します。
人間が非合理的な判断をしてしまうバイアスを理解し、自分が合理的な判断ができるようにし、また他人に助言できるようにすることが、行動経済学を学んだほうがよい理由です。
特に医療現場では命が関わっているだけに冷静な判断が難しいところ。
日本人による本なので、日本人が行動経済学を学ぶのには最適です。
4位:日本人のためのお金の増やし方大全
- 作者: ロバート・G・アレン,稲村徹也,丸山拓臣
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2018/09/07
- メディア: 単行本
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どうしたらお金持ちになれるのか、わかりやすく整理されている本です。
コツコツとサラリーマンを頑張ってもお金持ちにはなれないことがわかります。
では、どうやったらお金持ちになれるのか。
【株式】【不動産】【情報】【ネット】【パーソナルフランチャイズ】【ライセンシング】【週末起業】といったパターンがあるとのことで、日本人向けに編集されたオススメの本です。
5位:英単語の語源図鑑
- 作者: 清水建二,すずきひろし,本間昭文
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2018/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ビジネスの場で英語を使うのは当たり前。
google翻訳を使えばなんとかなるかもしれませんが、本当に合っているか不安なのところ。
そんな英語の基礎に不安がある人にオススメなのが、この本です。